はじめてのWiMAX。特徴やメリットデメリットまでわかりやすく解説
2018/10/18
「WiMAX」という言葉を初めてきく方は結構多いかと思います。
もしかしたら「ポケットWiFi」と聞いたらなんとなく想像がつくかもしれません。
今回は「WiMAX」の特徴やWiMAXについて覚えておいたほうがよい知識もまとめて、分かりやすく説明していきます。
WiMAXは「持ち運びできるWiFi」のひとつ
WiMAXとは「持ち運びできるWiFi(モバイルWiFi)」のひとつと考えてもらうのが一番よいでしょう。一台あれば、たくさんのWiFi機器を接続することができます。
「WiMAX」という単語自体の本当の意味は無線通信技術の規格のひとつです。他には「LTE」や「AXGP」などがありますがこれと同じくくりです。
ですが、世間一般的には「WiMAX」という単語だけで「WiMAXという通信方法を使った持ち運びできるWiFi」という意味で使われる事が多いです。このサイトでも同じように取り扱っていきます。
ちなみにWiMAXは「ポケットWiFi」なの?
昔は「ポケットWiFi」という単語は、ソフトバンクの持ち運びできるWiFiの商品名「Pocket WiFi」のことを指していました。
ですが現在では「ポケットWiFi = 持ち運びできるWiFi」という認識のほうが圧倒的に強く広まっています。
ネットで検索してもWiMAXとポケットWiFiの違いを説明している記事以外は、同じ意味で使っていることがほとんどなので「WiMAXはポケットWiFiのひとつ」と考えてもらってOKです。
WiMAXの特徴やメリット
WiMAXは持ち運びできるWiFiです。
固定回線や他のモバイルWiFiと違って、どんなメリットがあるのでしょうか。カンタンに説明していきます。
いつでも、どこでも自由に持ち運びができる
固定回線とちがって端末は小さくバッテリーで動作します。
カバンにすっぽりおさまるサイズなので、カンタンにWiFi環境を持ち運ぶことできます。
回線工事が不要、スグに使える
最近のマンションなどであればすでにインターネット回線が整っている場合もありますが、そうでない場合、回線をひくための工事が必要になってきます。
インターネットの工事は繁忙期だと結構混んでいたりするので、スグに使えないことも多いです。また回線を弾くために家に穴をあける必要もでてきます。
WiMAXなら回線工事も不要でネットで申し込めば即日発送してくれる会社がほとんどです。
待たされる事なく気軽にWiFi環境を整えることができます。
容量を気にせずネットが使い放題
スマホを利用していて月のパケットの容量制限が気になる方も多いかと思います。
WiMAXの容量制限なしのプランなら基本ネットが使い放題です。
(※)ただし3日間の間にあまりにも使いすぎた場合は特定の時間帯で制限がかかります
スマホやパソコンをWiMAXにつなげてさくさくインターネットを見る事が可能です。
超高速通信が可能
WiMAXの回線速度は、現在最大440Mbps(一部地域であれば最大756Mbps)と非常に早く、電波状況さえよければストレスなく高画質の動画を再生、ファイルのダウンロードが可能です。
WiMAXは2020年に向けて、さらに今よりも2倍以上早くなる予定です。
WiMAXのデメリット
障害物が多い場所に弱い
スマホの電波と違ってWiMAXの電波は、地下街や地下鉄、建物が入り組んでいる場所など、障害物がおおいところに弱いです。
このようなところだと接続が不安定になる可能性があります。
現在、地下鉄や地下街でもスムーズに使えるように、順次エリアを拡大していっています。
WiMAXがおすすめなのはこんな人
WiMAXのメリット・デメリットを紹介したところで、最後にWiMAXを選んだほうがよい人を紹介して、しめくくります。
場所を問わずWiFiを楽しみたい方
たくさんWiFi機器をもっていて、自宅だけでなく外出先でもWiFiを楽しみたい方には、WiMAXはおすすめです。
また、WiMAXには複数台WiFi機器を接続することも可能なので、みんなでWiMAXにつないでオンラインゲームもできたりします。
容量、コスパ、速度を気にせずネットにつなぎたい方
スマホの容量プランだと、どうしても月の容量を気にしなくてはならなく容量あたりのコスパも高いです。持ち運び可能なWiFiで
- 月間の容量を気にしたくない
- 月額費用も安く抑えたい
- 速度は速いほうがよい
となると、今のところWiMAX一択となります。
外出先でパソコンに繋ぎたい方
今ではフリーのWiFiスポットが使える所も増えてきていますが、人が多いところだとどうしても通信速度が遅くなったり、セキュリティ面で不安になることがあるかと思います。
WiMAXならこんな悩みを気にすることなく、人の数を気にせずにパソコンを安全につなぐことができます。